機械屋・電気屋・ソフト屋をどう協業させる?
自動車開発と映画製作は同じかもしれない.
トルコライスを食べました.お邪魔したのは長崎スタジアムシティの「ビストロ・ボルドー」さん.
いいですね,トルコライス.トルコライスといえば豚カツ,ピラフ,スパゲティ,デミソースまたはカレーソースが王道の組み合わせなのですが,その構成要素のなにひとつもトルコと関係ありません.まるで神聖ローマ帝国のような響きです.神聖でもなく,ローマでもなく,帝国ですらないという.
今日ボルドーに行ったのは,長崎大学情報データ科学部でSUBARU Lab.所長の柴田様に特別講義をしていただき,その後昼食をご一緒させていただいたからでした.
特別講義では,SUBARUでは自動運転に必要なセンサやソフトウェアも内製しているとのこと,これは業界ではテスラとSUBARUだけだろうということを伺いました.僕がとくに興味をひいたのはハードウェアのリリースサイクルで,ひとつのハードウェアを5年ぐらいリリースし続けること,ソフトウェアはハードウェアを直接「叩く」ことなどがゲーム機と似ているなと感じました.
また特別講義の中で自動車メーカの現場の様子を聞かせていただいたのですが,僕は映画業界やエジプト調査との共通点をいくつも感じられ大変興味深かったです.
自動車開発では当然機械エンジニア(機械屋),電気電子エンジニア(電気屋),ソフトウェアエンジニア(ソフト屋)の協業が必要になるのですが,その文化の違いをどう乗り越えているのか,疑問をぶつけてみました.というのも,映画業界でもアーティスト,ソフトウェアエンジニア,ハードウェアエンジニアの協業が必要になるからです.
回答は大変に興味深いものでした.
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